カラダづくりに於いて、一日の栄養摂取量をみなさん気にされることと思います。こと糖質については摂り過ぎると脂肪として蓄積されていきます。主食と言われる米やパンは糖質が多く含まれており、アラフィフになると摂り過ぎは気になるところ。
そこで、小麦粉の替わりにオーツブラン（オーツ麦のふすま）を使った「低糖質ピタパン」を作ってみました。
ブラン（ふすま）とは、小麦を精白する時に出る皮の部分です。いわゆる「糠（ぬか）」。糖質が抑えられ、食物繊維やミネラル・ビタミンが豊富です。
今回は鳥越製粉の「低糖質オーツブランミックス」を使いました。
| 栄養成分表 | 100g当たり |
| エネルギー | 326kcal |
| たんぱく質 | 39.5g |
| 脂質 | 5.6g |
| 炭水化物 | 46.2g |
| － 糖質 | 12.7g |
| － 食物繊維 | 33.5g |
| 食塩相当量 | 0.8g |
鳥越製粉の従来品の小麦粉と比較して、
- 低糖質 従来品の20%
- 高食物繊維 従来品の11倍
- 高たんぱく質 従来品の3.5倍
と、「低糖質高たんぱく」な食材なのです。
目次Outline
低糖質ピタパンの作り方
レシピ
レシピは鳥越製粉のホームページにあったものを拝借いたしました。
- ドライイーストをパンケースに入れ、次にミックス、スキムミルク、塩、卵、バター、水を順次加える（水は、必ず最後に加えて下さい）。
- フタをしてスタートボタンを押し、生地コースで生地を作る（イースト容器が付いている機種でも、イーストは直接入れて下さい）。
- 生地を取り出して軽く丸め、乾燥しないようボウル等に入れて20分間休ませる。
- 生地を6等分してそれぞれを丸め、乾燥しないようにして20分間休ませる。
- 麺棒等で生地を11～12㎝の円形に延ばして天板にのせ、5～10分間休ませる。
- 予熱したオーブンで、280℃で10～12分間焼く。
- 粗熱がとれてから半分にカットし、空洞の部分にお好みの具材をはさんでお召し上がり下さい。
材料一覧
- 低糖質オーツブランミックス ・・170g
- ドライイースト ・・・・・・・・3.5g
- 食塩 ・・・・・・・・・・・・・2g
- スキムミルク ・・・・・・・・・4g
- 卵（Ｍ玉） ・・・・・・・・・・1個
- バター（食塩不使用） ・・・・・15g
- 水 ・・・・・・・・・・・・・・180g
*バターはあらかじめ室温に戻しておきましょう。
ホームベーカリーとオーブン
Panasonic製のホームベーカリー「SD-BMS102」です。買ってからだいぶたちますが、まだまだ現役です。お正月にはお餅で大活躍してます。現在は、サンドイッチ用食パンや甘酒など様々なメニューが追加された商品があります。
情熱価格（ドン・キホーテの自社ブランド）のオーブンレンジです。製造はアイリスオーヤマでおそらく「MS-2401」という型番のものと同一と思われます。現在は、更に新しい機種が出ています。
ホームベーカリーで捏ねる
ドライイーストをパンケースに入れます。この時、中に水分が残っていないか確認してください。
ドライイーストを入れる場所があるタイプでも、パンケースに直接入れます。
オーツブランミックス、食塩、スキムミルクを計ります（パンケースに入れてしまってもよかったですね・・・）。
粉類をパンケースに入れ、バター、卵を入れます。
水を入れたらホームベーカリーにセットします。
おそらくほとんどの機種で「パン生地モード」があると思います。この機種も、コースで「ドライイースト」を選んだのちメニューで「パン生地」を選びます。
約1時間ほどで、生地が完成します。
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生地を成型する
生地が捏ねあがったら、形を整えて20分ほど休ませます。表面が乾燥しないように固く絞ったふきんをボウルの上に掛けておくのがよいでしょう。
7等分（レシピでは6等分）して丸めたあと、また表面が乾かないように20分ほど休ませます。
打ち粉をして綿棒などで薄くのばします。レシピでは直径10cmほどとなってますが小さめに作りました。ここでの５～10分ほど休ませます。打ち粉に小麦粉使ってますが、ここもオーツブランで良かったですね、反省・・・。
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オーブンで焼く
天板が正方形で7個全部乗らないので分けて焼きました。
余熱したオーブンにセットします。レシピでは280℃で10～12分となっていますが、余熱に失敗（早く余熱に入り過ぎてちょっと放置してしまった）ため、210℃で20分ほど焼きました。
いい感じに膨らんでいます。真ん中に配置したものがあまり膨らみませんでしたが、オーブンの機種による個体差かもしれません。
粗熱が取れたら、包丁で半分に切ります。これで完成です。
低糖質ピタパンの完成！
レタスや目玉焼き、から揚げなどを挟んで美味しくいただきました。
食パンだと挟んだものが下から落ちてきてしまうので、ピタパンにしました。レシピと違い、1食分が少なくなるように小さめに作っています。
まとめ
材料はレシピ通りでしたが、オーブンの温度が低かったため焼き時間を長くしてしまい表面が硬い仕上がりになってしまったかもしれません。小さく作った結果、具を入れる部分も小さくなってしまって・・・。次に作る時は、
- 薄く大きめに作る（1回で焼くのを4枚までにする）
- 高温で短めに焼く（250℃までしか上げられないですが・・・）
- 材料の配合を変えてみる（オリーブオイルを使ってみたり・・・などなど）
というところに挑戦したいと思います。今回作った分を消化した後なので、2週間くらい後かな？
【2020/7/22追記】保存は個別にラップをして形が崩れないようにパンケースに。召し上がる30分くらい前に自然解凍すると丁度よい具合に柔らかくなります。レンジで温めると固くなるので注意してください。
ではでは、楽しいアラフィフライフを！
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